交通事故の症状で一番多いものが「むちうち症」です。
むちうち症とは、その名の通り、事故の衝撃で身体が鞭(むち)のようにS字にしなることから呼ばれています。
普段受けたことのないような非常に強い衝撃を受けることで、筋肉・靭帯・関節包などを損傷し、身体の痛みだけでなく、頭痛・めまい・しびれといった不快な症状も出現。
重篤な場合では、骨折や脱臼を併発していることもあります。主に追突事故で起こることが多いのですが、激しいコンタクトスポーツでもむちうち症を引き起こすことがあります。
「さほど痛くないから大丈夫」「病院でレントゲンを撮り、問題ないと言われたから大丈夫」
実はこのような考えが、後々後遺症に苦しむ可能性を高めてしまっているのです。
むちうち症はずっと症状がなかったとしても、半年後・1年後にある日突然発症することがあります。
実際にはある日突然発症するのではなく、既に発症しているけれども身体が我慢に我慢を重ねていたという表現が正しく、身体が耐え切れなくなったときに、強い痛みとなって現れるのです。
交通事故が怖いところは、このように事故から時間が経過したときに症状が現れる点。さらには、非常に強い首や背中の痛みに気を取られて気づかなかったけれども、首や背中の痛みが緩和されたときに、手足など他の部分の痛みに気付くこともあるのです。
「病院で診断してもらったから大丈夫」と思うのではなく、軽い症状であっても必ず適切な処置を受けることをおすすめします。交通事故治療に強いゆらぎ整骨院では、小さな不具合も見逃すことなく、身体全体をトータルケア。なるべく元の状態に戻すことを目指しています。
むちうち症の正式名称の一つで、むちうち症全体の80%がこの頚椎捻挫だといわれています。事実、当院に来院される交通事故患者さんのほとんどが、この頚椎捻挫を患っているなど、非常にポピュラーな症状です。首を伸ばすと痛みがあることや、動きが制限されるといった点が特徴で、首に受けた衝撃が原因で、肩・背中にまで痛みが及ぶことも多く見受けられます。
衝撃によって頚椎などに変形をきたすと、頚椎周辺の神経が圧迫されて、しびれ・だるさといった症状が出現。脊髄が傷つくといった酷い状態になると、下肢の痺れが起こり、歩行に支障をきたすこともあります。
「後部交感神経症候群」とも呼ばれ、交感神経が損傷・圧迫されることで、めまい・耳鳴り・吐き気などが起こるとされています。病院での診断が難しく、本人の自己申告によるところが多いため、治療が難しい点がこの症状の特徴です。
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